私たちの日常生活から、二酸化炭素はどれほどの量が排出されているのでしょうか。ちょっと見当がつきません。
政府の統計などによると、家庭から排出される二酸化炭素の量は、年々増加の傾向にあるといわれています。筆者は、1994年ごろから、地球環境問題に本格的にかかわってきましたが、そのころすでに、制御の難しい二酸化炭素の排出減の一つとして、家庭から排出される二酸化炭素の量をどう減らすかが、問題になっていました。
このころすでに、京都議定書の二酸化炭素削減目標の基準年である、1990年と比較して、家庭から排出されている二酸化炭素の量は、約35%も増加していたのです。この20年の間にライフスタイルにおおきな変化があり、それが原因だといわれています。また、水道と下水道の利用も間接的な要因です。
では、ライフスタイルがどう変化したのでしょうか。1990年頃は、一家に1台しかなかったエアコンが、今は一部屋に1台ついているのが当たり前のような状況です。また、車も一家に1台ではなく、家によっては1人に1台です。パソコンの普及率もかなり急速に増えました。そう、温水便座に食器乾燥機など、生活に便利というので、ありとあらゆる利便性が追求されました。その結果、CO2排出量は、日を追って増加してしまいました。
景気動向に基づくものとも言われていますが、2004年には、前年の2003年と比べてほんのわずかですが、二酸化炭素CO2排出量が少なくなっていると言う統計もあります。このことから考えると、まだ減らす余力はあるのかもしれません。
家庭から排出される二酸化炭素CO2の主要なものとしては、家電製品と自家用車が、大半を占めていると考えられます。そこで、個人個人が少しずつ二酸化炭素CO2の排出量を減らそうと意識して行動することで、1日1kgを削減するという目標を達成することができると言われています。
私達、一人一人が意識をして、心がけることで、家計にも環境にも良い影響を与え、良い成果をあげることができると思います。それが、二酸化炭素の排出量を削減していく効果的な方法ではないでしょうか。
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